翌朝9:50発のJAL32を利用して帰国することになっていたのですが、夜まで市内で遊び、そのまま電車で空港に向かいました。
前夜のうちにチェックインして出国後、プライオリティーパスで利用できるラウンジを全てホッピングするつもりでいたのですが、空港に到着してから重大な間違いというか勘違いをしていたことに気づいたのです。
そう、ここスワンナープーム国際空港ではJALの場合、他のほとんどの空港同様、出発時間の3時間前からしかチェックインができない!
シンガポールのチャンギ国際空港のチェックインが12時間前からできるというのをなぜか勝手に勘違いして、空港まで来てしまったのです。
JALのカウンターに行ったところ、幸い夜のうちに飛び立つ羽田行きJAL34をはじめ、中部行きJAL738、関西行きJAL728の搭乗手続き中。
ラッキーと思い、地上係員に事情を説明して搭乗券を発券してもらおうとしたところ「webチェックインが済んでいるので搭乗券は必要ありません。スマホのアプリで出国審査も通過できますし、搭乗もできます」とのこと。
ならばと、そのまま出国審査に向かおうとすると「基本的には搭乗予定便のカウンターでの搭乗手続き開始以降しか出国できないと思います。お客様の搭乗予定便はカウンターで搭乗手続きを開始していませんのでイミグレーションが出国させてくれないかも知れません。私がイミグレに行って聞いてきますから、イミグレの入り口まで一緒に行きましょう」と大変親切な対応。
要するにwebチェックインが済んでいればチェックインはカウンターでする必要はないが、搭乗時刻まで時間がありすぎるとイミグレーションを通過できない可能性があるということのようです。
そして、イミグレの入り口で待つこと5分。先ほどの地上係員さんが帰ってきました。
「お客様、大変申し訳ありませんがイミグレの係官が『まだ早すぎるから、出国はさせられない』と言っています。しかし、6時間前くらいからならいいそうなので、お客様の場合、午前3時過ぎなら出国できると思います」と報告してくれました。
この地上係員さんがとても可愛らしく一生懸命な方で「トランジットホテルもありますし、地下にはカプセルホテルもありますよ」と色々と心配してくれました。
結局、トランジットホテルを利用する旨を伝え、さらにここまで色々とやってくれたことへの感謝を伝えて、その場を後にしました。
今回わかった状況は以下の通り。
- webチェックインが済んでいればカウンターに寄る必要はない(これはここに限ったことではないですね)
- 搭乗予定便のカウンターでの搭乗手続き開始以降しか出国できない
- 搭乗便の出発時刻に対してあまりに早すぎるとイミグレーションを通過させてもらえない
- 出国できるかどうかはイミグレーションの判断
- 出発の6時間くらい前からなら出国させてもらえそう(?)
- JALの現地地上係員はとても親切(笑)
- 「カプセルホテル」は日本で生まれた和製英語で日本でしか通用しないと思っていたが、タイでも使われていた(笑)
翌朝のチェックインカウンター。早過ぎて誰もいませんでしたが・・・。
この後、彼女に勧められた空港地下のトランジットホテルで休憩した後、翌午前3時過ぎに出国審査に行くと、なんの問題もなく無事に出国手続きができました。
*いつも同様の扱いが受けられるかは、わかりません。全ての行動は自己責任でお願いします。